1. めっき加工・めっき関連技術開発のニシハラ理工
  2. 解決事例
  3. 広幅化+スリット加工事例

広幅化+スリット加工による課題解決事例

case4

課題:電子部品の大量生産を支える

電子部品・機器の大量生産のイメージ

 PCや携帯電話、薄型TVの普及に伴い、電子部品の需要が増加しました。また、近年では車の電子化、自動化の流れが加速しており車載用電子部品の需要もさらに増加することが見込まれています。

車の安全を保証するための機能は様々な電子部品が支えています。その構成部材であるめっき材料は高品質かつ安定的な供給が求められており、以下のような課題を克服する必要があります。

  • めっき材料の品質がばらついてしまう
  • めっき材料を適正タイミングに適正量納品できない
  • めっき材料の生産キャパシティが不足して供給できない
  • 高品質なめっき材料はコスト高になってしまう

ニシハラ理工からのご提案

スリッターマシン
のイメージ

 上述の課題を克服するために、ニシハラ理工では広幅めっき+スリットのセット加工を提案しています。後工程で実際に使用する幅よりも広い幅でフープめっきした材料を、めっき材料の取り扱いを熟知したスリット工程でスリット加工することで、あたかもコピーを取ったかのような複数のコイルができあがります。

めっき加工費の低減、納期の短縮

 

 広幅めっき+スリット加工を組み合わせることでニシハラ理工のフープめっきは最大限のパフォーマンスを発揮し、高品質なめっき材料を適正量・適正価格で安定供給することができます。

 下記のようなケースでは、ニシハラ理工独自のN-Snめっき、N-Niめっきとスリット加工の組み合わせを是非ご検討ください。

  • 軽量化を狙って銅材からアルミ材に切り替えたいがコストメリットが薄く評価が進みにくいケース
  • アルミ材めっきについて品質・技術面で信頼できる企業とタイアップしたいケース
  • アルミ材めっきについて今後の安定供給に不安があるケース
  • ご使用のアルミ部材のコストダウンを検討されているケース
  • アルミ材めっきの品質改善が必要なケース

スリット対応可能仕様

材質 めっき仕様 板幅[㎜] 板厚[㎜] スリット幅[㎜] 最大本数

鉄ニッケル合金
ステンレス
10~200 0.05~0.5 8.5~75 17
10~150 10
ニッケル 10~102
アルミ ニッケル 10~250 0.1~2.3 10~240 20

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