試作対応実績
PERFORMANCE
部品が最終製品に至るまでに想定される問題を回避するためには試作による評価が必要で す。
ニシハラ理工は、お客様のあらゆる製品開発段階における「こんなことがやりたい」「こんなことに困っている」といった声に耳を傾け、部品が最終製品で最大限の機能を発揮するために最適なめっき仕様を決定できる体制を整えております。
製品開発初期段階
ビーカースケールにて手作業でめっき試作を行います。小ロットでの対応ができますので高価な材料を大量に購入する必要もありません。短納期対応も承っております。
量産試作段階
ビーカースケールにて問題のない結果であっても、フープめっき設備で連続加工となった際に同様の結果となるとは限りません。
ニシハラ理工は、めっき装置の設計・製作から量産までの立ち上げを自社で管理できます。パイロットラインを製作して量産を想定した状況に近づけることで、より具体的な製品特性、工程の評価が可能です。
工程評価
試作から量産に至る各段階でそれぞれ工程の検証をきめ細かく行います。それにより検証データに一貫性を持たせることができます。取集データの量産ラインへのフィードバックがスムーズな量産工程の滑り出しに貢献しております。
試作は成功ばかりではありませんが、お客様のご要望には全力でお答え致します。万が一対応が困難な場合でも、お客様が妥協できる点を探して技術開発を進めてまいります。
試作事例
これまでお応えした試作事例から一部をご紹介します。
金属へのめっき試作
- 次世代電池用部材へのめっき
- 箔材へのめっき(t=15μmまで)
- SUS436L材へのめっき
- 高純度アルミ(3N)へのめっき
- アルミワイヤへのめっき
- 銀めっきの厚付(~100μm)
樹脂等へのめっき試作
- カーボン繊維への電解めっき
- PET繊維への無電解めっき
- 不織布へのめっき
- 紙へのめっき
- 樹脂(PEI,PET)へのめっき
設備を製作しての試作
- アルマイト処理のフープ化
- 連続処理ラインでの銅材粗化
- 金めっき剥離処理
- 高精度部分めっき(フレージョン)
- アルミ材への樹脂コーティング
その他、海外エリアを含め、技術支援も実施しております。