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アルミ材へのめっきで量産を成功させるには?|試作止まりを防ぐ工程設計のポイント

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アルミ材へのめっきで量産を成功させるには?|試作止まりを防ぐ工程設計のポイント
近年、EVや電子部品をはじめとするさまざまな分野で、軽量化や高電流化を目的にアルミ材を採用する製品が増えています。それに伴い、アルミ材へのめっきについても、試作だけでなく量産を前提としたご相談をいただく機会が多くなりました。
これまで、アルミ材へのめっきの成立条件や密着性、導電性、接合性など、それぞれのテーマについてご紹介してきました。
試作段階では要求仕様を満たしているかを確認しますが、量産へ移行するためには、工程や材料の供給形態を含め、安定した生産が可能な仕様を検討することが重要になります。例えば、試作段階では個片で評価を行った製品でも、量産ではフープめっきによる連続処理を前提に、材料形状や供給方法を考慮した工程づくりが重要になります。

本記事では、アルミ材へのめっきを例に、試作から量産へ移行する際に確認しておきたいポイントと、安定した量産につなげるための工程設計についてご紹介します。

目次

試作と量産では求められる工程設計が異なる?

試作品では、要求される仕様を満たしているかを確認することが主な目的になります。そのため、密着性や導電性、接合性など、製品として必要な特性を確認することが重要です。
一方、量産へ移行する段階では、要求される特性を満たすことに加えて、同じ品質の製品を安定して生産し続けるための工程設計が求められます。

量産では、例えば以下のような点を検討する必要があります。

・品質のばらつきを抑えられる工程になっているか
・必要な生産数量に対応できる処理方法になっているか
・材料の供給形態に適した工程になっているか
・将来的な増産にも対応しやすい設計になっているか

試作段階では、評価用の材料や製品形状で確認を行うことができますが、量産では材料の供給方法や加工工程を含めた検討が必要になります。特にフープめっきのような連続処理では、材料の形状や供給方法が工程設計に大きく影響します。量産を前提とする場合は、コイル状の材料を安定して供給できるか、連続搬送に適した製品仕様になっているかなど、試作段階から量産時の工程を考慮しておくことが重要です。
アルミ材へのめっきにおいても、めっき条件だけでなく、材料仕様や供給形態を踏まえて工程を検討することで、スムーズな量産移行につながります。
※フープめっきについては以下も参照してください
>>関連記事:フープめっき

フープめっきを前提とした量産工程のポイント

量産では、コイル状の材料を連続的に処理するフープめっきを前提として、材料形状や供給方法を含めた工程設計を行うことが重要になります。
フープめっきは、大量生産や安定した品質を維持するために適した工法ですが、安定した量産を実現するためには、めっき設備だけでなく、製品仕様や材料条件を含めた検討が必要です。

例えば、以下のような項目は試作段階から確認しておきたいポイントです。

・材料をコイル状(フープ状)で供給できる仕様になっているか
・連続搬送に適した製品形状になっているか
・板厚や寸法が量産設備に適しているか
・要求される特性を量産条件でも維持できるか
・生産数量や将来的な増産に対応できる工程になっているか

量産化を進める際には、試作時の評価結果だけでなく、実際の生産工程で安定して製造できるかを考慮することが重要です。
そのため、試作段階からフープめっきを前提とした工程設計を検討し、材料仕様や供給形態を含めて準備しておくことが、安定した量産につながります。 

量産を見据えた工程づくりをサポート

アルミ材へのめっきでは、要求される特性を満たすことに加えて、量産まで見据えた工程設計も重要になります。
ニシハラ理工では、アルミ材へのめっき加工だけでなく、試作段階から量産化を見据えた仕様検討や工程設計をご提案しています。これは、当社が大切にしているPSEProcess Support Engineering)の考え方に基づくものです。
めっき加工だけをご提供するのではなく、お客様が求める品質や生産条件を踏まえ、必要に応じて素材メーカーや加工メーカーとも連携しながら、最適な工程づくりをサポートしています。
PSEProcess Support Engineering)については以下も参照してください
>>関連記事:ニシハラ理工の特徴

「試作では評価できたものの、量産化に向けて工程に不安がある」
「量産を前提に、どの工法が適しているか相談したい」
「試作段階から量産まで見据えた提案を受けたい」

そのような検討段階からでも、お気軽にご相談ください。
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